介護職は仕事がハードなわりには、給料に満足できないというイメージがあるのではないでしょうか。実際介護職の平均年収は施設で働く一般職員で240万円、ボーナスは年2回で60万円ほどとなり決して高い給料とはいえません。さらに介護職は人手不足による業務過多やシフト変更、夜勤勤務の不安、入居者への対応の難しさなどさまざまな問題を抱えています。
介護施設では「スタッフの人員が足りない」と感じている職員は90%以上いるといわれており、仕事量が許容範囲を超えることも少なくありません。また人材不足が原因で、自分の希望通りのシフトが組みにくいといった悩みを抱えている人も多くいます。さらに深夜勤務は自分一人など少人数で対応しているため、「何かあったらどうしよう」という不安をいつも抱えて仕事をすることも多いです。また認知症の入居者への対応がか難しい、正しい介護の仕方がよくわからないといった意見もあります。
こういった悩みを解決するためには、自分が信頼できる上司に相談するのが一番近道です。もしかしたら有効な解決法を提案してくれる、職場環境の改善に取り組んでくれるといったことがあるかもしれません。さらに給料アップを望むのであれば、資格を取得してみましょう。介護福祉士などの資格を取得すると、資格なしの職員よりも年収が50万円ほどアップすることもあります。さらにケアマネージャーなどのキャリアアップも考えてみてはいかがでしょうか。難易度は高いためそれなりの勉強時間の確保が必要ですが、取得すると年収400万円を超えることもあるので収入の大幅アップが期待できます。